エジプトの「法のカタチ」
2月19日(金)に、古代エジプト展@江戸東京博物館に行ってきました。エジプト神話の世界が面白かったです。 特に、『死者の書』に描かれている、冥界の裁きは印象深かったです。『死者の書』では、死後の審判で心臓と女神マアトが天秤にはかられている場面が描かれています。女神や天秤は、...
本を刊行しました!
この度、『「法のカタチ」から考える 法学の基礎』(ミネルヴァ書房、2020年)と題する本を刊行しました!これから法の世界に足を踏み込む初学者向けに書いた概説書です。法学の世界を少しでも身近に感じ、そして興味を持って頂ければ、と思い、多くの図表や写真を取り入れ、分かりやすい説...
二条城@京都
最近のブログ記事はゼミのネタが多いのですが、たまには法制史にまつわる投稿を。笑 日本法制史の近代での大きな転換点となったのは、1867年(慶應3年)の大政奉還です。舞台となったのは、二条城@京都。15代将軍の徳川慶喜が政権を朝廷に返上し、明治政府による本格的な西洋法の継受事...
「司法の近代化」から150年
7月23日(月)は24節気の大暑にあたります。連日、暑さのレベルが尋常ではない程の猛暑日が続きますね💦。本日は最高気温41.1℃が観測されました😲。さて、毎月ゼミの話題を載せていますが、次回のゼミイベントは8月の納涼会になります。ですので、たまには法制史のネタをアップし...
記念論文集
明治学院大学法学部は、今年創立50周年にあたります。その記念の論文集が完成し、手元に届きました。法律学科・消費情報環境法学科・政治学科の3巻より構成されております。私は、法制史の立場から、明治学院創立に尽力したフルベッキに焦点をあてた論文を寄稿しました。ご笑覧下さい。
古写真の魅力
夏休みに入り、資料をコツコツと整理しています。資料の中には古写真もあり、歴史を感じることができます。上記は、1930年代に撮影された建設途中のゴールデン・ゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)の写真ですが、当時のサンフランシスコの様子も窺える貴重な1枚だと...
ノートと鉛筆と…
5月らしい、さわやかな陽気ですね。さて、GW明けから資料調査をボチボチやっています。法制史という学問分野の性質上、貴重な資料を読むこともありますが、そういった資料はコピーNGのケースが多いです(コピーを取ると、コピー機の光で資料が痛むためです)。写真撮影OKならば、スマホで...
神田古本まつり
第56回神田古本まつりに行ってきました。図書館のOPACのような便利なシステムはないので、1軒1軒と足を運んで、本を探します。週末は天候に恵まれたこともあり、すごい賑わいでした。古本市では、和装本や洋書の初版本など、普段はあまりお目にかかれないような本がたくさん陳列されてい...
国立公文書館の利用方法
先日、国立公文書館で調査を行いました。国立公文書館には、明治時代からの貴重な公文書が多数所蔵されております。国立公文書館のデジタルアーカイブもありますが、中には実際に現物を閲覧しなければならない場合もあります。国立公文書館の利用方法は簡単なので、紹介します。1Fの守衛に資料...
ソウル大学にてセミナーに参加
8月11日(火)から14日(金)の日程でソウル大学にて「第3回東アジア若手歴史家セミナー」に参加いたしました。このセミナーは、日本・中国・韓国の若手歴史家による研究発表セミナーで、今回は「家族・宗族・女性」・「東アジアの西洋知識体系受容」・「1945年:記憶と実態」...